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タイのモバイル決済Rabbit LINE Pay(ラビットラインペイ)がオトクで便利!利用方法も

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
タイのモバイル決済Rabbit LINE Payが便利でオトク タイトル画像

日本でも少しずつ浸透してきているモバイル決済。ここタイでもRabbit LINE Pay(ラビットラインペイ)が利用できます。

スマホひとつで電気、携帯、レストラン料金が支払えて便利だし、割引などのプロモーションもあってオトクなんです!

今回はRabbit LINE Payがオトクで便利な理由と、その利用方法について紹介したいと思います。

 

Rabbit LINE Pay(ラビットラインペイ)とは?

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スマホのアプリにお金をチャージすることでお財布代わりにして、各種支払や送金などができる決済システムのことをモバイル決済といいます。

日本でモバイル決済の代名詞といえばLINE Pay(ラインペイ)ですが、タイではBTSが運営するラビットカードと提携してRabbit LINE Pay(ラビットラインペイ)という名前で展開しています。

Rabbit LINE Payを使うには、新たに専用のアプリをダウンロードする必要はありません。お手持ちのチャットアプリLINEでいくつか設定をし、お金をトップアップすれば誰でも簡単に使うことができます。

 

Rabbit LINE Payがオトクで便利な4つの理由

私が実際にタイでRabbit LINE Payを使ってみて、とても便利でオトクなことを実感しました!

その4つのポイントを順に紹介していきます。

1.割引やキャッシュバックがある

Rabbit LINE Payで支払った場合、割引などのプロモーションをしている店舗がたくさんあります。

以前、個人経営のカフェで250バーツほどの支払いをしたところ、80バーツもキャッシュバックもありました!

さすがにここまでの大幅キャッシュバックはなかなかありませんが、色んなお店で割引やキャッシュバックが行われています。

例えば記事公開時点では、エンポリアム・エムクォーティエ・パラゴンのフードコートで10バーツキャッシュバックをやっています。先日までは20バーツから縮小してしましましたが、それでも嬉しい!

2.電気料金をスマホで手数料ゼロで支払える

2番目のオトクポイントは、Rabbit LINE Payを使って電気料金を支払えば、手数料ゼロだということ。

これまで私は銀行アプリを経由で払っていましたが、手数料10バーツかかってたので嬉しい!

しかも一度Rabbit LINE Payで支払うと翌月からLINEのメッセージで「電気料金のBillが用意できました」って連絡してくれるんです。

タイは電気料金の請求書が届かないトラブルもありえるので、このサービスはすごく安心感があります。

3.携帯利用料金10%キャッシュバック

我が家では携帯SIMはラインモバイルと契約しています。

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ネット5GB通話150分の179B+のパッケージなのですが、この代金をRabbit LINE Payで支払うと10%キャッシュバックになるんです。(※2019年6月現在キャッシュバックは終了しています。)

しかも時々1GBのプレゼントもあったり。ただでさえ安いのに、なんとありがたい。

4.BTSのラビットカードに連携できる

BTSのIC乗車券であるラビットカードとラビットラインペイが連携可能になりました。

連携することで、いちいちBTSの窓口に並んでトップアップすることなくBTSを利用できます。

このことについて詳しくはこちら。

ラビットカードとラビットラインペイを連携!もうBTSの窓口に並ばなくてよくなりました ついに、BTS用のICカードであるラビットカードと、モバイル決済ラビットラインペイを連携することができるようになりました。 ...

またRabbit LINE PayをRabbit Rewards(ラビットカードのポイントサイト)と紐づけておけば、効率よくラビットポイントを貯めることができます。

ラビットポイントが貯まったらBTS乗車券やレストランの割引券などに交換できます。

ラビットカードとラビットラインペイを連携すると、一部の店舗でラビットカードを用いた支払いができなくなります。ラビットカードを使った支払いを利用する方は連携しないほうが良さそうです。

 

Rabbit LINE Payを利用するには?

そんな便利でオトクなRabbit LINE Payの利用方法について、簡単に説明しますね。

Rabbit LINE Payを利用するには新たにアプリをいれる必要はありません。お手持ちのチャットアプリLINEの中にRabbit LINE Payの機能が入っています。

LINEのアプリを立ち上げて右上端の「ウォレット」メニューを見ると、Rabbit LINE Payのメニューがあるので押します。

LINEアプリ内のウォレットの場所

するとRabbit LINE Payの画面が立ち上がります。

一番最初の登録の時に、パスポート番号などを登録する必要があります。

私が登録したときには無かったのですが、パスポートと本人の画像をLINEに送信して、本人確認しなければならなくなりました。

私にも本人確認をするようアプリから連絡があったので、指示に従って本人確認を行いましたが、人によってはなかなか認証されないようです。認証されない原因は不明です。

Rabbit LINE Payの画面

LINEアプリの登録電話番号が日本などほかの国になっている方は、タイの電話番号に変更してタイ版にしてから操作してください。

日本でLINE Payを使っていた方がタイのアカウントに切り替えた場合、Rabbit LINE Payを利用しようとすると「以前の国のアカウントを解除しますか?」というような警告メッセージが出るそうです。

この場合のアカウント解除はLINE Payにのみにかかるもので、LINEアカウント本体やトーク履歴などには影響はないそう。一旦解除して登録しなおせばラビットラインペイが使えるようになるみたいです。

私はタイでまったく新しくLINEアカウントを作ったためか警告メッセージは出ませんでした

 

Rabbit LINE Payにトップアップする

Rabbit LINE Payを利用するには、お金をトップアップまたはクレジットカードを登録する必要があります。

BTSの窓口などでトップアップする

Rabbit LINE Payの表示のあるBTSの窓口でトップアップできます。

係員にトップアップしたい金額を告げて、スマホにバーコードを表示させてスキャンするとトップアップされます。

トップアップされた金額を窓口で現金で支払えば完了です。

このほかにも、

  • マクドナルド
  • エンポリアムやエムクォーティエのフードコート
  • AISのショップ

などでトップアップ可能です。

銀行のモバイルアプリからトップアップする

銀行のモバイルアプリからもトップアップできます。私はカシコン銀行のモバイルアプリを使っています

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ちなみに妻が働いていない駐在員家庭で、夫婦二人ともモバイルアプリを使うには、以下のような方法があります。

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Top-Upメニューの中のOther Top-upからRabbit LINE Payを選択。

自分のRabbit LINE PayのReference No.を指定することでトップアップすることができます。

自分のReference No.はココで確認。

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うっかり番号を間違って違う人のアカウントにトップアップされることもあるのでは?と心配しましたが、トップアップ時に登録メールアドレスの一部が表示されるので、自分のメールアドレスか確認することで間違いを防げます。

一度トップアップしたら、アプリのお気に入りに登録しておけば、以降はいちいちReference No.を入力せずとも簡単にチャージ可能です。

クレジットカードを登録する

クレジットカードを登録しておけばトップアップせずとも支払いが可能です。私も通常はクレジットカードを指定して支払っています。

クレジットカードを登録するには、Rabbit LINE Payの画面をスクロールして一番下の方にある「カード登録」から登録できます。

Rabbit LINE Payのカード登録画面

 

Rabbit LINE Payを使って支払う

Rabbit LINE Payを使った支払い方法は大きくわけて三種類あります。

店側に自分のバーコードをスキャンしてもらう

一番多いのがこのパターン。

ラビットカードの読み取り機の上の方にバーコードスキャナーがついているので、そこに自分のバーコードをかざします。

バーコードを表示するにはココを押してください。

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バーコードを表示するためには暗証番号の入力もしくは指紋認証が必須なので、セキュリティも担保されています。

バーコードを表示したら、クレジットカード払いかトップアップした金額から支払うかを選択してからスキャンし決済します。

スキャンするのはこの部分です。

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バーコード下部に「バーコードのショートカットキーを作成」というメニューがあります。これを使ってショートカットキーをスマホのホーム画面に追加しておけば、次回からスムーズにバーコードを表示できます。

お店のバーコードをスキャンして自分で金額を入力する

個人経営のカフェなどでありがちなのがこのパターン。

お店のバーコードを読み取るように言われるので、スキャナーを起動して読み取ります。スキャナーの起動はココを押してください。

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そして、支払う金額を自分で入力して決済します。

ちなみに、LINE Payを立ち上げる前のウォレットの画面にもバーコードやスキャナーを立ち上げるメニューがあるので、こちらからでも支払えます。

電気料金

電気料金を支払う場合はUtilityを押して、支払先の電力会社を選びます。

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電気料金の請求書に記載してあるCA/Referene Numberを入力して、支払い画面に進むことができます。

電気料金だけはクレジットカード払いが選択できず、トップアップしたお金から支払う必要があります。

一度ラビットラインペイで電気料金を支払うと、次回から請求書が発行されるとLINEで教えてくれるようになるから便利ですよ。

 

まとめ:タイのモバイル決済Rabbit LINE Payがオトクで便利!

以上、タイのモバイル決済Rabbit LINE Payがオトクで便利な理由と、その利用方法について解説しました。

モバイル決済って最初はとっつきにくかったのですが、一度使ってみると意外と簡単です。それに使うたびにちょこっとずつオトクが積もっていくのが嬉しいんですよね。

みなさんもぜひ使ってみてください。

ところで私は試していないのですが、以下の記事によると日本のLINE Payアカウントを使ってタイで支払いできるみたいです。

とはいってもタイでLINE Payを使えるお店はまだほんの一部。 旅行期間中LINE Payだけで済ますのは難しい状況なのを書き添えておきます。

なお、最近になってスカイトレイン(BTS)のICカードであるラビットカードとラビットラインペイを連携することができるようになりました。

これまでラビットカードへのトップアップはBTSの窓口で現金で行っていたのですが、これでスマホでサクッとできるように!とても便利になりました。

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ABOUT ME
サク / Saku
タイ・バンコク在住(2014年~)。 夫婦ふたり暮らし。 バンコク在住者と旅行者に役立つブログを目指しています。 プロフィール

POSTED COMMENT

  1. Aki より:

    タイの地方在住です。銀行のアプリでも支払う事ができたり、この記事のようにLINE Payで支払うことも出来るかと思うのですが、どちらがお得なのでしょうか?周りのタイ人に聞いてもまだタイ人自身がよく分かっていないみたいです。特にポイントを貯めるところの情報が少なく、お得に活用したいのですが。。。

  2. saku_bangkok より:

    Akiさん
    どちらがお得なんでしょうね?私自身がずぼらなので、ポイントは溜まったことに気づいたときに商品に替えるくらいの感覚なので、あまりそこらへんは意識していないんです。。。

  3. Aki より:

    地方と違いバンコクは盛んに活用されているのかと思ってのコメントでした。タイもクレカや電子決済、オンラインショッピングなど便利になりましたよね。日本に負けないくらいに快適にサービスを活用できたらいいですよね^^

  4. 水蓮 より:

    タイのRabbit LINE Payを使用するにあたり、この記事を参考にさせていただきました。本人確認ですが、3回拒否されて4回目でようやく認められました。この経験から判明したことは、住所の欄にパスポートの住所と現住所がありますが、タイ在住であってもパスポートの住所は日本の住所を記載せねばなりません。現住所はタイの住所です。また、写真は「パスポートの写真部分」と「パスポートと自分の顔写真が写ったもの」が必要ですが、どちらもテカリがなくピントが鮮明に合ってパスポートが読めないと認められないようです。

  5. 水蓮 より:

    必要な写真について、再度正確に言いなおします。
    「パスポートの写真ページ」と「パスポートの写真ページと共に自分の顔が写った写真」です。失礼しました。

    • サク より:

      水蓮様
      パスポートでの本人認証について、貴重な体験談をコメントいただきありがとうございます。

  6. まんじゅろう より:

    以前からRabbit LINE Payをtopupに使っていたからか、本人確認は一回で出来ました。

    因みにAISですが、myAISから日本のLINE Pay経由でTopup出来ます。カードはイオン銀行デビットカード(JCB又はVISAどちらも可)でもOKです。因みにRabbit LINE Payもイオン銀行デビットカード(JCB又はVISAどちらも可)が使えます(2021年3月現在)

    • サク / Saku より:

      まんじゅろうさん、コメントありがとうございます(^^)
      日本のLINE PayからもTopupできるのは便利ですね。

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