住まい・家事

タイ・バンコクで浄水機選び!我が家の場合

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バンコクで浄水器選び

このたび、我が家でもついに浄水機を導入しました。わーいわーい!

この機会に、浄水機を選んで契約するまでのアレコレをまとめてみようと思います。

 

水道水が飲めないバンコク

バンコク暮らしと日本での暮らしの相違点、いろいろありますが、「水道の水が飲めない」のも大きな違いではないでしょうか?

聞いた話だと、浄水場を出た時点では飲めるレベルの水が送られているそうなのですが、古い配管を通って各家庭へ送られる間に汚れてしまうんだとか。

実際に我が家でもバスタブにお湯を貯めてみると薄黄色というか薄緑色というか、びみょーな色のお湯がたまります。これを見てしまうと、もう水道水を飲んでみようという気にはなれません。

 

バンコクで飲料水を確保する方法

そんなバンコクのお水事情ですから、水道水とは別に飲料水を確保する必要があります。各家庭での飲料水の確保方法はおおまかに分けると次のとおり。

  1. コンドミニアムなどにある共用の浄水機で水を購入する。
  2. スーパーでペットボトル入の飲料水を購入する。
  3. 飲料水の宅配サービスを利用する。
  4. 専用の浄水機を設置する。

価格が安い順に並べると1→2→3or4。

これまで我が家では、主に「2)スーパーでペットボトル入の飲料水を購入」し、配達してもらうという方法で飲料水を確保していました。

以前は「1)コンドミニアムなどにある共用の浄水機で水を購入」もしていたのですが、コンドミニアムの1階まで空の容器を持って水を汲みに行くのが面倒でやめてしまいました。

これらの方法は安価で良いのですが、野菜を洗ったり、麺類を流水でしめたりといったことが難しいの弱点。料理の効率が悪くなってしまうのです。

そこで、前々からキッチンに浄水機を付けたいと思っていたのですが、夫になかなか首を縦にふってもらえずにいました。

しかし、三度目の正直でもう一度お願いしてみたところ今回はOKが出そうな感じ。そこで、バンコクの浄水機について真剣にリサーチすることにしました。

 

バンコクで主流の浄水機のタイプ

まずはインターネットで日系の浄水機業者さんのHPをチェック。

すると、バンコクで使われている主流の浄水機のタイプは主に2つあることが分かりました。以下、その概要と私が調べた限りによるメリット・デメリットをまとめます。

 

1 逆浸透膜(RO)タイプの浄水機

 

バンコクに古くから進出している日系の浄水機屋さんが扱っているのがこのタイプ。多くの業者さんで扱っており、バンコクでは一番メジャーなのかな?という印象です。

水分子しか通さない逆浸透膜を使っているので、浄水機というよりむしろ純水製造装置に近いかも。シンク下の収納スペースに設置するタイプです。購入よりもレンタルが主流。

メリット

  • 水分子しか通さない逆浸透膜を利用しているから、不純物の除去能力は十分すぎるほど。スーパーで販売している飲料水もこの逆浸透膜+UV&オゾン殺菌で作られている。
  • 水不足時に塩水が水道水に混ざっても対応可能。
  • レンタルなので業者さんが責任を持ってフィルター交換などのメンテナンスをしてくれる。
  • 非常に簡易的ではあるが、メンテナンス時に水質チェックをしてもらえる。

デメリット

  • 浄水機が大きいため設置するシンク下にそれなりのスペースが必要。
  • 浄水スピードが遅い。10Lほどのタンクに貯めておいてそれを使っていく。人数が多い家は足りないかも?
  • 電源が必要。
  • まれに水漏れを起こすらしい。不在時に水漏れして水浸しになってしまうのを防ぐために、外出時には元栓を閉めるなどの対策が必要。
  • タンク内に水を貯めて少しずつ使うので、使い方やメンテナンスによっては逆に不衛生になってしまう心配も…。
  • 水道水が全て浄水される訳ではなく、一部捨てる水が発生する。

 

2 三菱レイヨンのクリンスイ

中空糸膜を使用した安心の日本メーカー製。処理可能な水量によって、蛇口直結型・シンク脇据え置き型が選べます。購入が主流。

バンコクでよく見るタイプはこれとは違うのだが…まぁこんな感じのやつです。

メリット

  • 専有スペースが小さい。
  • 電源不要。
  • 浄水スピードが速い。
  • 日本のメーカーだからなんとなく安心。
  • ミネラルが残る。

デメリット

  • 購入になるのでカートリッジ交換などは購入者の責任で行う。忘れっぽい人には不向き。
  • カートリッジ交換の目安が分かりにくい。メーカーより目安の期間は提示されているが、日本より水質の悪いバンコクでも日本と同じスパンでの交換で良いものか疑問。活性炭から悪くなるので、水の臭いが気になり始めたら交換のサインという話もあったが…。うーん。
  • 日本からの輸入だからか、日本で同じものを購入するよりもずいぶん高額。

※メリット・デメリットを列挙しましたが、私が個人的に調べて感じたものですので、抜けている観点や間違っているところがあるかもしれませんが悪しからず。

 

どちらのタイプの浄水機にする?

そういうわけで、色々調べたもののどちらも良し悪しあって決め手に欠けます。どちらもバンコクで広く流通しているものですから、どちらでも問題無いんでしょう。

ただ、その中でも、

  • 昨今の水不足で、水道水に塩水が混じるかもしれないという情報があったこと
  • フィルター交換の時期を忘れてしまうかもしれないので、定期的にメンテナンスに来てもらった方が安心できること

以上2点から、逆浸透膜式の浄水機を導入することにしました。

そして、その中でも一番経済的な、CKMAさんの月額700バーツプラン(メンテナンスがタイ人対応・水漏れ補償なし)に申し込みました。こういうプランがあることを教えてくれたお友達に感謝。

 

実際に使ってみた感想

我が家に浄水機がやってきてから数週間経ちます。

今のところ水漏れなどの大きなトラブルは無く快適です。野菜を洗ったり、お蕎麦を茹でたりする時に、蛇口からキレイな水が出てくる喜びをかみしめています。ペットボトルを使っていたころに比べると本当に快適!

水量がもっと多いといいかなーと思いますが許容範囲です。夫婦2人暮らしであれば、料理をしている最中にタンクが空っぽになっちゃったということもありません。

飲料水としても恐る恐る飲んでみましたが、臭いも気にならずお腹も壊さなかったので大丈夫です。

ただし、お腹があまり強くない夫に飲んでもらうのはちょっと怖いので、これからも少しはペットボトルの飲料水も購入することになるのかなと思います。でも、わざわざデリバリーを頼むほどではなくなるので、それは本当に嬉しいな。

 

浄水器を導入して1年が経ちました

※2017年5月追記

浄水器を導入してから約一年が経過しました。1年間使ってみた感想は…もっと早く導入すればよかった

いやー、快適快適。結局飲料水はペットボトルの水を利用しているのですが、料理が本当に楽になりました。

これまで水漏れは一度もありませんし、メンテナンスも空いている日は日本人の方が一緒に来てくれて安心。別にタイ人スタッフだけでも問題無いんですけどね。

そうそう、この間に一度引っ越しを経験したのですが、浄水器の移設もキャンペーン期間中で無料でやってもらえました。

浄水器を導入検討している方、生活が変わりますよ。おすすめです。

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サク / Saku
タイ・バンコク在住(2014年~)。 夫婦ふたり暮らし。 バンコク在住者と旅行者に役立つブログを目指しています。 プロフィール

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